先日竣工した「ギャルリ ニュアージュ」の建築主様が、
工事関係者限定のパーティを開いて下さいました。
とても感動&感激したので、
しっかり記しておきたいと思います。
最初にお食事ということで、「浅草茶寮 一松」へ
私は浅草に住んでいることから、前を通ったことはあったのですが、
「敷居が高い高い」と。
こうした印象&初体験のお店(?)に入る時は、とてもテンション上がります。
しっかり打水が打たれた石畳とお庭を通り、玄関へ。
下足番に靴を預け、お部屋に案内されます。
「こんばんは~~~」
久しぶりにお会いする建築主ご夫妻。
とっても癒される笑顔です。
出だしの話題は私のホームページ。
拝見というか・・・かなり熟読して下さっており、恐縮というか、
本当に・・・恥ずかしいです。
でも、嬉しいですね。
今年最初の松茸、
最高の〆加減のしめさば、
等々、美味しい食事をたくさんいただきました。
そして、お部屋のワンショット
ちょっとだけ日本建築としてこの建物を眺めてみます。
築50年程度とのことなので、昭和30年代中期でしょうか。
この頃は戦後の「洋風化」が一段落し、
日本文化の復興が始まる頃。
なので、この建物では「和洋折衷」が見られます。
たとえば窓まわり。
柱と窓の隙間に「壁」がありますが、
「純粋和風」だと柱の横はいきなり窓。
こうしたちょっとの違いが、全体の雰囲気を変えていきます。
今日は椅子席でしたが、畳に直接座って過ごすと、
正面の書院窓風花頭窓が強烈に視界に飛び込み、
また異なった景色になりそうです。
日本建築の規格(木割)でいうと、かなり書院造に近い感じ。
照明器具もなかなかいい感じですね。
お腹がいっぱいになったところで、ニュアージュに向かいます。
今日ここにいる全員が、愛着と情熱を持って作り上げた作品(!)です。
みな、それぞれの思いを感じながら、最上階に向かいます。
ここには誰もが、「こんなお部屋があったらいいな~」と思う空間があり・・・
詳細は秘密なのです(笑)
ここで、素晴らしい音楽を聴きながら (一度聞きたかったオーディオセット!!!)
美味しいシャンパンで乾杯し (やっぱりシャンパンて美味しいな~!)
素晴らしいアート達を肴に話が弾み (本物ってやっぱりスゴイな~!)
素敵な夜が過ぎていきました。
今までたくさんの建築設計に携わってきましたが、
完成して建物引き渡しが済むと、
もう私たちが入る事は出来ません。
こうしてこの空間を使わせて頂けることに、本当に感謝です。
そして最後にプレゼントを頂きました。
ネーム入りのモンブラン!!!!!
字や絵を描くことが私の仕事。
どんなにパソコンが発達しても、
おそらく、私がペンを離すことはないでしょう。
このピンポイントグッズをさりげなく選んでくださり、
ペンサイズもジャストフィット!!!
さすがです。
本当にありがとうございました。
たくさんの元気や栄養、優しさ、豊かさ、糧、勇気を頂きました。
これからもがんばっていかないといけませんね。
モンブランが描き出す線は、
素敵なものでなくてはいけませんから。
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