テナント工事の工事区分

先日、コンサルタント業務を行っている会社向けに、
「工事区分について」の研修を行ってきました。

「工事区分?知っているよ」工事区分とは

建築や不動産に携わっている方の多くは、
この「工事区分」という言葉に関わっており、
比較的、聞き慣れた言葉です。

でも、本当に知っている(理解している)方は、
それほど多くはないのではないでしょうか。

そして、この「工事区分」は、
対象とする工事でも、
内容が全く異なってきます。

たとえば、
「新築工事の工事区分」と、
「テナント入居工事の工事区分」は、
全く意味と内容が異なってきます。

先日の講習会は、後者の「テナント工事の工事区分」
についてです。

おおまかな内容は左の表の通り。工事区分表

シンプルで簡単なようですが、
実はとっても深いものです。

「工事」を「区分」しただけでなく、
「所有」の「区分」も表すため、
結果的に「管理の仕方」や、
修繕費の考え方にも大きく影響してきます。

この区分は、マンション等で使われる、
「区分所有」に近い概念かもしれません。

 

とても厄介な研修だったかと思いますが、事務所仕様
パワーポイントを使った研修で、
なんとか皆さん寝ずに、熱心に聞いてくださいました。

「これからの業務にとっても役立つよ!!!」

という意見を沢山頂き、
コンサルタントとしては嬉しい限りです。

この研修後、
事務所内では、「このスケルトン、A工事でどこまで持って行くの?」
なんて会話が、正しく行われるようになりました。

この「工事区分」を詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡下さい。
喜んで、ご説明させていただきます。

 

向後