今日はとても素晴らしい秋晴れです。
愛車(自転車)にて、浅草の galerie NUAGE (ギャルリ ニュアージュ)に行ってきました。
ニュアージュオーナーを通じて知り合う事が出来た長江先生が、
今週はこちらで個展をされています。
以前アトリエにも伺ったことがあったので、
いくつかの作品は拝見していたのですが、
今回はまた新しい世界観が生まれています。
「flatland(フラットランド)」
私が一番気に入った作品はこちら。
とってもかわいい。
これだけ見ると、
「イラストと人形」ですが、
全然違うのです。
(以下、先生と話した中での、私の勝手な解釈)
フラットランドでは、
紙の上に表現された、極めて二次元的な、
均質な世界が繰り広げられるのですが、
(それが背景の絵)
そこから、少しずつ、いろいろなアプローチで、
三次元に飛び出してきます。
そう、飛び出したばっかりが手前の人形。
平面があるから、立体がある。
建築で私が使う、「光」があるから、「暗闇」がある。
美しい対比概念
お互い際立たせる関係。
立体があるから、フラットランドのストイックさが、面白さに変化するのかしら〜
なんて思ってみていました。
面白い〜
右奥壁に、広大なフラットランドのドローイングが
広がります。
その手前に、フラットランドから抜け出し、
あるいはフォルムを持ち始めたキャラクター達。
そしてそして・・・
左にたっている実在の人。
この人、以前とてもお世話になり、
しばらくご無沙汰というか、
1年以上、
お会いしていなかったのですが、
今日、ここで偶然会ったのです・・・
私にしてみれば、
ストイックなドローイングの世界から、フォルムが生まれ、
現実の人の出会いまで誘発させた、「flatland」
う〜ん、なかなか恐るべし
長江先生とおつきあいさせて頂いている中で、
いつも不思議な出来事がおこりますね。
長江先生、とっても勝手な解釈ごめんなさい。
またお食事ご一緒させて下さい。
素晴らしい作品と、素晴らしい出会いの演出、
ありがとうございます。。。
そして、ギャラリーオーナーに感謝。
アートやギャラリーの体験って、スゴいパワーを持っています。
向後 慶太