感謝

先日竣工した「ギャルリ ニュアージュ」の建築主様が、
工事関係者限定のパーティを開いて下さいました。

とても感動&感激したので、
しっかり記しておきたいと思います。

 

最初にお食事ということで、「浅草茶寮 一松」へ
私は浅草に住んでいることから、前を通ったことはあったのですが、
「敷居が高い高い」と。

 

こうした印象&初体験のお店(?)に入る時は、とてもテンション上がります。

しっかり打水が打たれた石畳とお庭を通り、玄関へ。
下足番に靴を預け、お部屋に案内されます。

 

「こんばんは~~~」

久しぶりにお会いする建築主ご夫妻。
とっても癒される笑顔です。

出だしの話題は私のホームページ。
拝見というか・・・かなり熟読して下さっており、恐縮というか、
本当に・・・恥ずかしいです。
でも、嬉しいですね。

今年最初の松茸、
最高の〆加減のしめさば、
等々、美味しい食事をたくさんいただきました。

 

そして、お部屋のワンショット
ちょっとだけ日本建築としてこの建物を眺めてみます。DSC03329

築50年程度とのことなので、昭和30年代中期でしょうか。
この頃は戦後の「洋風化」が一段落し、
日本文化の復興が始まる頃。
なので、この建物では「和洋折衷」が見られます。

たとえば窓まわり。
柱と窓の隙間に「壁」がありますが、
「純粋和風」だと柱の横はいきなり窓。
こうしたちょっとの違いが、全体の雰囲気を変えていきます。

今日は椅子席でしたが、畳に直接座って過ごすと、
正面の書院窓風花頭窓が強烈に視界に飛び込み、
また異なった景色になりそうです。
日本建築の規格(木割)でいうと、かなり書院造に近い感じ。

照明器具もなかなかいい感じですね。

 

お腹がいっぱいになったところで、ニュアージュに向かいます。

今日ここにいる全員が、愛着と情熱を持って作り上げた作品(!)です。
みな、それぞれの思いを感じながら、最上階に向かいます。
ここには誰もが、「こんなお部屋があったらいいな~」と思う空間があり・・・

 

詳細は秘密なのです(笑)

 

ここで、素晴らしい音楽を聴きながら  (一度聞きたかったオーディオセット!!!)
美味しいシャンパンで乾杯し  (やっぱりシャンパンて美味しいな~!)
素晴らしいアート達を肴に話が弾み   (本物ってやっぱりスゴイな~!)

 

素敵な夜が過ぎていきました。
今までたくさんの建築設計に携わってきましたが、
完成して建物引き渡しが済むと、
もう私たちが入る事は出来ません。

こうしてこの空間を使わせて頂けることに、本当に感謝です。

 

そして最後にプレゼントを頂きました。プレゼント(モンブラン)小

ネーム入りのモンブラン!!!!!

字や絵を描くことが私の仕事。
どんなにパソコンが発達しても、
おそらく、私がペンを離すことはないでしょう。
このピンポイントグッズをさりげなく選んでくださり、
ペンサイズもジャストフィット!!!
さすがです。

本当にありがとうございました。
たくさんの元気や栄養、優しさ、豊かさ、糧、勇気を頂きました。

これからもがんばっていかないといけませんね。
モンブランが描き出す線は、
素敵なものでなくてはいけませんから。

 

向後